「歌もの」の音楽を例にあげると、きっと究極はアカペラがベストなんだと思う
もし、アカペラで歌ってロック、ヒップホップ、など音楽ジャンルを表現できれば…ね
でも現実は、なかなかそうは行かない、、、、、
そこでアレンジ、トラックメイキングが登場する
つまりアレンジって、歌の足りないところを補って、聞きやすく、伝わりやすくする事だと思う
これはトミー爺の持論だけれどもね…
では、アレンジって、どうやったらカッコ良いアレンジができるのだろうか?
リズムグルーブをかっこよくする?
楽器のフレーズをかっこよくする?
もちろん、いろいろな音楽理論に則ってやることも必要な事だと思うし、また演奏能力を磨くことも必要なことだと思う
でもその前に「物足りなく感じた所に、どんな楽器を入れると気持ち良くなるのか?その楽器の音色はどんな音色だと気持ちよく聞こえてくるのか?」こんな感覚を磨くことも凄く重要な事だと思う
例えば、歌で物足りなく感じた所に、オーボエ系の音色で白玉、ロングトーンを入れたとする
絶妙なテクニックを要さなくても、その歌の世界にあった気持ちよい音色を作ることができたら、ただのロングトーンでも聞き手を気持ちよくさせることは可能だと思う
歌に対してオーボエをどのくらい後ろで鳴らすのか?リバーブの広がり方はどのくらい?定位は?音程は?
そう考えると音色へのこだわりって必要な事だと思います
また、色々な楽器の本当に気持ちよい音を感じ、知る事も重要ですよね
ある日、SongBankの勉強会の打ち上げの時にトミー爺がよく聞いている作曲家のデモテープを皆んに聞いてもらったことがあって、その時に参加者の人が
「このデモって難しい事は何にもしていないのだけれど、どうしてカッコ良いのですか?」
と発言したことがあった
それは、歌の後ろで鳴っているパッド系の音色が絶妙の音色とバランス、またギターの一本弾きによるリズムと空間の作り方が絶妙のバランスだったからだと思う
どんなに巧妙に作り上げられたアレンジも、一音の楽器の音に負けてしまう
そんなことも起きてしまうのが音楽の面白さかな?
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